金剛定寺

 

金剛定寺

金剛定寺日野町内で最も古く、聖徳太子が建立した48精舎の一つで、奈良時代にはすでに相当の勢力を持つお寺でした。

 
現在は、本堂である大悲閣と茅葺きの庫裏、鐘楼を残すお寺ですが、約400年前までは現在地を中心にして東谷西谷のすべての地内にぎっしりと堂塔伽藍(どうとうがらん)や僧坊が立ち並び、多くの学僧たちが、修行や勉学にいそしむ大法城を形成していました。

 
本堂には国の重要文化財に指定されている平安時代の木造聖観音立像・木造不動明王及二童子立像をはじめ、各時代にわたる仏像が安置されています。

 

【住所】日野町中山1931
【交通】近江鉄道日野駅から中山行バス終点下車。徒歩3分(※中山行きは日・祝日運休)

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